みなさん、こんにちは。
日に日に暖かくなり、春を肌で感じられるようになってきました。
ここ下町、根岸界隈でもいよいよ桜が満開になり、ご近所の谷中さくら通りも見頃を迎えています。
3月25日は天候にも恵まれ、せっかくなので日暮里から上野まで、日頃の運動不足の解消も兼ねて“散歩”を楽しむことにしました。
日暮里駅をスタート。
ご覧の通り、雲一つない快晴です。
なにはともあれ、御殿坂をのぼった右にある本行寺さんにお邪魔します。
なんとっても、こちらのお寺はこのしだれ桜が有名。枝をめいっぱい広げて見応え充分。青空とのコントラストもいいですね。
今度は大仏様のいる天王寺さんへ向かうため、駅方面に少し戻ってから谷中霊園を抜けていきます。
このお寺は、この桜を目当てに写真を撮りに来られる方も多く、旅行中とおぼしき外国人の方も多いです。ひとしきり写真を撮り終えたら、さくら通りへと向かうことにします。
100%の満開まで、あと2、3日必要かなとも思いましたが、見応え十分。まだ朝早かったので人出もそれほど多くありませんでしたが、お昼前後になれば相当人も出ることでしょう。
ひと通り写真を撮ったら、上野方面へ向かうことにします。
途中、小腹が空いたので、“上野桜木あたり”という複合施設にお邪魔しました。ここは、築80年を超える三軒の古民家をリノベーションして作られた複合施設。谷中ビールを中心にクラフトビールが楽しめる「谷中ビアホール」、塩とオリーブの専門店「おしおりーぶ」、そして日本の食文化・食材を意識したという「カヤバベーカリー」などのお店が軒を連ねるスポット。
一番奥にお目当てのカヤバベーカリーさんがあるので、こちらでいくつか購入させていただきました。
可愛らしいパンがたくさんありますよ。おすすめです。
また少し進むと銭湯がありました。今どきの銭湯はずいぶん洒落ているなあ、と思ったら、こちらもリノベーション物件。日本ではまだ紹介されていない海外の優れた作家を紹介する現代美術ギャラリーだそうです。
こちらはいつも行列している人気店、カヤバ珈琲さん。先ほどのカヤバベーカリーさんは、こちらの姉妹店です。
その向かいにあったのが、下町風俗資料館付設展示場の旧吉田屋酒店。谷中6丁目で江戸時代から酒屋を営んでいた「吉田屋」の建物を現在地に移築したものだそうで、江戸中期から明治時代の商家の建築様式を見学することができます。一斗瓶、はじめて見ました。
その後、東京芸術大学を左に見ながら上野公園へと進んでいきます。上野動物園でシャンシャンが生まれたので、さぞかし賑わっているだろうと思っていましたが、想像以上の行列。しかもシャンシャンを見学できる整理券の配布はすでに終了していて、今から並んでも見ることはできないとのことでした。
その後、不忍池弁天堂へ向かうことにしました。ものすごい人です。(自分もそのうちの一人)
弁天堂につながる歩道を歩く。両脇に出店があるせいで、こちらもすごい混みよう。
ようやく弁天堂の裏に出て、一気に視界が広がる。ゆりかもめが気持ちよさそうに飛んでおりました。
水上も混んでます。
というわけで、今回の小旅行は天候にも恵まれ素晴らしい1日でした。
歩数にして約13,000歩。いい運動になりました。
今年の桜は1週間ほど早いようなので、今週末は“桜吹雪”を楽しめるかもしれませんね。