洗浄機内部に発生する蒸気をファンで強制的に吸引することで、出入り口など本体から排出される60℃の蒸気温度を35℃まで大幅に低減。洗浄室の温度・湿度の上昇を抑えるとともに空調のイニシャル／ランニングコストを削減できます（除湿排気装置搭載機種のみ）。さらに二重断熱構造の採用や、断熱材の使用により輻射熱を抑え、静音性も向上。作業環境を改善します。

①水の再利用ですすぎ水量を約半分にまで削減！
ブースターで加熱された85℃の湯は、仕上げすすぎ水として使ったあと予備すすぎ水として再利用。これにより、すすぎに使用する水量を従来の約半分にまで削減しました。さらに、加熱にかかるエネルギー消費量や洗剤使用量も従来の約半分にまで低減。水道代、ガス代、洗剤代のコストを大幅に削減することができました。もちろん予備すすぎ後の湯は洗浄水として再利用します。

②給湯設備コストを削減！
洗浄・すすぎ工程で洗浄機内部に発生する60～65℃の高温の蒸気は、除湿排気装置がファンで強制的に吸引し、熱還元機構に送って給水を40℃まで加熱します。この加熱された湯をブースターへ給湯することで、仕上げすすぎ水用の給湯設備が不要となり、給湯設備コストを削減できます（除湿排気装置搭載機種のみ）。

③ガスブースターの余熱利用で洗浄槽ヒーターが不要！
ブースターで加熱された湯を洗浄槽内のヒートコイルに循環させることで、余熱を利用して洗浄槽のお湯を保温することができます。洗浄槽のヒーターが不要になるため、より一層のコスト削減になります（ガスブースター搭載機
種のみ）。

ネットが上下からやさしく、しかも確実に食器を固定するWネットコンベア方式を採用。上下からの高圧噴射にも食器が飛ばされません。また洗浄ノズルは超高圧ノズルを採用し、パワフルに噴射される水流が食器の汚れをしっかりと落とします！

●スイッチひとつで自動給湯／加熱のラクラク操作パネル！

電源スイッチを入れれば自動的に給湯・加熱が始まるので、あとは洗浄スタートのスイッチを押すだけで簡単です。洗浄湯温度、すすぎ湯温度はデジタルで見やすく表示します。

●洗浄速度は汚れ具合に応じて3段階で切り換え可能。

コンベア速度はインバータ制御。食器類の汚れ具合に応じて低速・中速・高速の3段階に切り換えることができます。汚れのひどいときは低速でじっくり確実に、軽い汚れなら高速でスピーディに洗浄することでコスト、時間の無駄を削減できます。

●予備すすぎユニット内蔵で省スペース化！

予備すすぎユニットを内蔵しているため、従来のように別途取り付ける必要が無く大幅にスペースを削減できます。

●トルクリミッター、シュートリミット搭載で安心。

洗浄室内で食器がコンベアに引っかかり異常な過負荷がかかった際はトルクリミッターが作動してコンベアを停止します。また、出口のシューターに引っかかった際はシュートリミットが作動してコンベアを停止。食器の破損やコンベアの損傷を未然に防ぎます。

●ブースター一体式で設置時間を短縮。

ガスブースター搭載機種は洗浄機とブースターの接続工事が不要なため、設置時間を短縮できます。

●立ち消え安全装置、過熱防止装置、空焚き防止装置搭載。