マルゼンについて
TOTAL KITCHEN PLANNER
業務用総合厨房機器メーカーが創る新時代。

ご挨拶にかえて

当社は昭和36年の設立以来、ホテル・レストラン等の外食産業はもちろん、学校・病院・福祉施設・給食等の集団給食、スーパーマーケット・コンビニエンスストア等の中食産業に至るまで、フードサービス産業全般をささえる業務用厨房機器の総合メーカーとして、日本の食文化の発展に寄与してまいりました。
 そもそも世界の人々の永遠のテーマといえる「食」。社会の発展とともに成長してきたわが国の食文化は、24時間という制約もなく、ありとあらゆる業種業態に広がりを見せ、いまや日本は世界でも有数の豊かな「食」の国となりました。
 それでもなお多様化を続ける日本の「食」。これまでも私たちマルゼンは、厨房機器の開発を通じて豊かな食生活を提供し「社会への貢献」を果たしてきました。それは家族の楽しい食事タイムや、病院や福祉施設における健康回復のための食事、一方では日本の将来を担う子供たちに対する食育等々、言い尽くせないほどさまざまな場面で役立ってきたのです。半世紀以上に渡る厨房機器メーカーとしてのマルゼンの活動は、まさに「食文化の創造」そのものでありました。
 そして21世紀の今、総合厨房機器メーカーとしてマルゼンが成すべきことは、新しい時代の食文化そのものを創造すること。そして新しい社会の発展に寄与すること。それがトップブランドの責任。これからも私たちは企業理念「顧客第一主義」を貫き、お客様のご要望に沿った先進の最適厨房システムをご提案してまいります。そして設計・施工、納品、アフターサービスまでの一貫した自社サービス体制をワンストップでご提供し、万全の体制でフードビジネスをトータルにサポートいたします。

代表取締役社長
渡辺 恵一

取締役副社長
営業本部長
渡辺 雄大

専務取締役
管理本部長
萬實 房男

常務取締役 営業担当
(東関東・南関東・
信越・北海道・
東北地区)
山野井 誠

取締役 営業担当
(首都圏・中部・
近畿・九州地区、
営業開発部)
箭内 隆

取締役 営業担当
(中四国地区)
種村 浩樹

取締役
経理・財務担当
君塚 浩二

社外取締役
中丸 康

社外取締役
矢部 孝治

常勤社外監査役
久野 敬之

社外監査役
長坂 修

社外監査役
棚橋 雅昭

フードビジネスの明日を
マルゼンは考える。

マルゼンブランドの責任。
"食"の一歩先へ、時代の先を予見する戦略立案。

マルゼンは、常に、総合厨房機器メーカーとして「食」に携わり、明日を見つめています。テクノロジーの進歩が、新しいコミュニケーションを創り、新しいモノ・便利なコトの情報は瞬時に拡がり、そして、人々の関心は先へ先へと移っていきます。
 マルゼンの携わるフード・マーケットも、今日にいたるまで日進月歩の成長を続けた結果、多種多様な形態のサービスを生み出し、今なお変化を続けています。それはホテルやレストランなどの外食、コンビニエンスストアや弁当店などの中食、学校・病院・福祉施設などの集団給食まで多岐にわたります。人のいるところすべてにフード・マーケットが存在し、変化を続けているのです。

マルゼンは、時代を読む力でこの先を予見します

例えば厨房機器の評価は「いかに手間をかけずに、コストをかけずに美味しい料理を提供できるか」という言葉に集約されます。それは、使いやすく、低コストで、安全性の高い厨房システムの企画・設計・提案。さらに特注対応可能な製造部門、即納体制の物流部門、安心の要であるサービス部門までの充実した体制で完成します。

 マルゼンが機器の開発だけで済む時代は終わりました。いまやマルゼンは、厨房機器開発にとどまらず、厨房設計、メニュー提案まで・・・「食」の未来に繋がる情報を発信し続けています。「食」に携わるあらゆるお客様の未来を創る、それがトータルキッチンプランナー・マルゼンの果たすべきことなのです。実り豊かな将来のために。

表現されたカタチ。
マルゼンの後にニーズが生まれる。

企画からケアまでトータルでキッチンをクリエイトする。

時代はどこに向かっているのか、人々は何を求めているのかをキャッチすることで、時代のニーズ・人のニーズが見えてきます。これを掴んだとき、マルゼンの創る厨房、機器の設計の大部分は完成したといえるかもしれません。
 マルゼンのものづくりは厨房の企画設計から始まっているのです。

「顧客第一主義」にもとづく企画・設計

マルゼンの企業理念は「顧客第一主義」。お客様が何を目指し、そのためにどのようなサービスを実現したいのか。そのすべてをヒアリングし、お客様の業種や業態、規模に最適な厨房プランをご提案させていただきます。もちろん合理的で安全、しかも快適な環境で心地よく調理を行っていただかなければなりません。
 さらにイニシャルコストの低減やライフサイクルコスト(ランニングコスト・運営コスト・メンテナンスコスト)を考慮しなければならないのは、いうまでもありません。

お客様にとってベストな機器を選定

機器の選定においては、省エネ、人手不足、HACCP 対応など、様々な課題をクリアーさせます。各種提案書はもちろん、製品の紹介ビデオやレシピ集など、豊富なツールをタブレットを用いてお客様へソリューション提案を行い、最適な機器を選定していきます。日本でも普及が進むHACCP には、全国に在籍するHACCP コーディネーターが対応。国際的な衛生管理基準にも対応いたします。

システムを生きたものにする施工/保守管理

全国を網羅する事業所のサービスネットワークで、機器・厨房の施工・保守はもとより、マルゼンがお勧めした機器やシステムが100パーセント機能して、お客様の経営に貢献すべく、運営を管理・アドバイスいたします。このようにマルゼンは、使う人の声を反映したプランニングでニーズをカタチにすることから、使う人の心を満たすサービス、ケアまで、一貫したシステムで対応致します。

半世紀にわたる
マルゼンの
ものづくりの精神。

お客様のニーズが活きた製品開発。

長大な時の流れの中で腕は磨かれ培われ、職人技が誕生します。その技を絶えすことなく、さらに磨きをかけることで新たな技術が生まれます。
 総合厨房機器メーカーとしてマルゼンは、あらゆる厨房機器を製造しているといって過言ではありません。しかし、お客様にとってはひとつだけの機器。心地よく、使いやすく、ローコストで・・・と結果が求められるのは当然。そこにマルゼンのクラフトマンシップが発揮されます。

これからもマルゼンの歴史は厨房機器の歴史

厨房機器進歩の一翼を担って来たといえるマルゼンの優れた技術開発力。数々の特許や実用新案を取得した実績のある技術開発力は、常に独創的、革新的なアイディアを創り出してきました。
 例えば、調理において"勘"に頼ることなく誰が調理しても常に同じ味をサービス可能な機器や、エルゴノミクスデザインを取り入れた作業性の良い機器の開発。さらには感性の領域まで踏み込んだ調理人にとって心地よいデザインの研究等々。しかし、それはユーザーのニーズがあってのことであり、お客様のご要望に応えるためのもの。必要があれば、そのお客様専用の機種さえ実現します。

お客様から始まるマルゼンの「キッチン・クリエイト」

いまマルゼンが取り組んでいるのは、「省エネ、エコロジー、高機能」など時代のニーズにマッチした厨房機器の開発。これを製品というかたちにするには、これまで培ってきたノウハウはもとより、将来を見据えたマーケティング、日々変化を続けるユーザーニーズに敏感に反応できる感性、そして直接お客様と接することで得られるデータまで、これらの膨大な蓄積です。
 マルゼンは、これまでのノウハウを大切にこれからへとその技を培っていきます。研究・開発から製造まで、それは一人の営業マンがお客様をお訪ねしたときから、マルゼンの「キッチン・クリエイト」は始まっています。そして、すべての行程に一貫した意志と情熱が息づく、マルゼンブランドをお届けします。

見える、分かる!いま必要なもの、次に来るもの。

-トータルプレゼンテーションでチャンスを掴む-

いつもお客様の心をいちばん良く知っていたい。

情報の多様化で、知りたいコト・知らせたいコトが容易に収集・発信できるようになりました。それに依存しすぎることで、心と心のコミュニケーションが希薄になったような気もします。
 マルゼンは人とのふれあいこそが基本だと考えます。「食」を通して輪が広がり、お客様の繁栄とともにマルゼンも成長する。これはマルゼンの企業理念そのものです。

フードサービスのコミュニケーションスペース「テストキッチン」

そのためマルゼンは全国の主要事業所にテストキッチンを開設。キッチンに関するさまざまな情報交換、コミュニケーションの場としてご利用いただいております。
 話題のマルゼンの新製品を見て、触れ、「この機器を使用して、どんなメニューを、どう提供するか」を考えるとき、お客様の笑顔が自ずと実感できることでしょう。

ともにビジネスチャンスを発見する「セミナー/イベント」

これはテストキッチンだけではありません。スチームコンベクションオーブン「スーパースチーム」を用いた調理講習会、ベーカリーオーブン「フジサワ・プリンス」「ベーカーシェフ」を用いた製パン講習会などの調理セミナーを全国各地で、定期的に実施。さらにはホテルレストランショーやモバックショーなど全国主要都市で開催される社外イベントにも積極的に出展。お客様との活発なコミュニケーションを積み重ねています。
 日頃マルゼンが収集したマーケットニーズの変化から、同業他社の動向まで最新の情報をもとに、お客様とともに考え、ビジネスチャンスを発見していきます。

提案のある実践型「展示即売会」の開催

積極的なお客様とのコミュニケーションは、定期的な「展示即売会」に、より実践的な形として表れています。ただ製品を販売するだけでない、コンサルティングセールスで「お客様にとって、いま、本当に必要な機器は何なのか」をともに考え、もちろん即売会ならではのご提供価格を含めて、最適の1台をセレクト。かならずご満足いただける結果にご好評をいただいています。

時代と、お客様と、
密接なコミュニケーション。

ユーザーニーズを捉え、お客様のご要望に耳を傾け、製品を開発し、お客様にお届けする、この当たり前の一連のアクションが滞ることなく機能するのも、コミュニケーション。
 マルゼンは心のコミュニケーションをメインテーマに、お客様のこれからをプロデュース。
使いやすい、働きやすい環境をお届けします。

企画からケア、そして新たな提案。
全国90事業所・サービス拠点網。

マルゼンは全国を網羅する拠点網を駆使して独自の流通ネットワークを築き、マーケットニーズを先見した提案型営業を展開。しかも「直販」と「ルート販売」の営業体制を敷いています。
 これは、食のマーケットの拡大にともなうユーザーニーズの多様化に対応するためです。厨房機器とひとくちに言っても、ホテルやレストランの厨房、スーパーマーケットのバックヤード、学校給食センター、病院のセントラルキッチンなどその用途は多岐にわたります。そしてその用途ごとに存在する多様なユーザーニーズは、世の中の流れに応じて常に変化し続ける時代なのです。こうした時代の要求をいち早くキャッチしてご提案するのが、第一線で活躍する営業マンです。
 その活動は官公庁や企業、学校、病院、福祉施設から給食センター、そして和・洋・中・エスニックの各種レストランはもちろん、ファミリーレストラン、居酒屋などの外食チェーン、コンビニエンスストア、さらに結婚式場やホテル、ゴルフ場、テーマパークなどのレジャー施設まで広くバラエティに富んでいます。この活動から生み出されたキッチンシステム、厨房機器は迅速にお客様のもとに届けられます。そしてアフターケア。ここから再びマルゼンのご提案がうまれます。日々変化を続けるニーズに対応するためには当然のことなのです。

日本全国を、海外をむすぶオンラインとコミュニケーション

マルゼンでは、いつも人が真ん中にいます。その人は、お客様、その先にいるユーザー、そして、マルゼンの社員ひとりひとり。皆がひとつにコミュニケーションが出来てこそ、理想的なキッチンがうまれるとマルゼンは考えます。
 マルゼンはいち早く全国ネットワークをコンピュータでオンライン化し、お客様の情報、ユーザーのニーズを一元化。それが研究開発にも活用され、受注から短納期納品までを、コミュニケーション、情報の両面から強化してきました。本社管理部門、各地の事業所に至るまで、社員の誰もが同じ情報を同時に共有することで広がる輪は、今では海外にまで及んでいます。
 平成25年9月、台湾に続いてタイへも進出を果たすことができました。もちろんそれら海外マーケットで得られた情報も国内へと還元、世界の、新しい食文化創造のための努力を続けています。トータルキッチンプランナーとして、世界のお客様のお役に立つべく活動を展開しているのです。

独自の物流部門が完全・安心施工。

マルゼンが独自の物流部門を備えているのも、お客様のため。北海道から九州までを網羅すべく全国7ヶ所に物流拠点を設け、迅速な納品を可能とする配送体制を確立しています。しかも配送するだけではありません。お届けする製品が間違いなく作動しなければ、キッチンは成り立ちません。そのためにも、単なるドライバーではない、機器のことを熟知したドライバーが全ての現場に搬入・据付けを行います。
 お客様に安心してマルゼン製品をご使用いただくために、
完全な設置を確認してこそ、スピーディな物流だとマルゼンは考えます。