【第3回】3種類の調理モード!(Cタイプ)

スチームコンベクションオーブン(スチコン)は「蒸す」「焼く」だけではなく、
「煮る」「炊く」「炒める」等、様々な調理が可能な加熱調理機器です!

この「様々な調理」を可能にするには、やはりスチコンについて基本をおさえなければいけません。
ご存知の方も多いとは思いますが、おさらいとしても、ぜひご覧ください!

まずは、スチコンの構造と各調理モードについて紐解いていきましょう♪

スチームコンベクションオーブンとは・・・

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庫内ファンにより熱風を強制対流させるオーブンに、蒸気発生装置を取り付けた機器。
簡単に言うと、コンベクションオーブンと蒸し器を組合せた機器です。

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スチームコンベクションオーブン概略図(電気式の場合)

調理モードは3種類!

・スチームモード:「蒸気」を庫内に循環させて加熱します ・・・蒸す
・熱風モード:「熱風」を庫内に循環させて加熱します ・・・焼く
・コンビネーションモード: 「蒸気」と「熱風」を組合せて庫内へ送り込み、循環させて加熱します ・・・煮る・炊く・炒める

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栄養士からのアドバイス

コンビネーションモードは、スチコンならではのモードです♪

それでは、各モードについて詳しく見ていきましょう♪

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スチームモード

低温から高温まで、調理に合わせたスチーミングが可能です。
マルゼンのスチコンには、4パターンのスチームシステム!

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*スチーム1・スチーム2の違い スチーム1:蒸気をコントロールして、100℃を保つ。 スチーム2:蒸気を常に送り込み、大量の蒸気で調理する。

スチームモードの表記について

スチームモードは、機種によって表記が異なります。

・エクセレントシリーズ:スチーム1、スチーム2

・デラックスシリーズ:スチーム1、スチーム2
・スタンダードシリーズ:スチーム1、スチーム2

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  (スチーム1)、  (スチーム2)

・シンプルシリーズ:スチーム100℃
※シンプルシリーズにスチーム1、2の切替はありません。

スチームモードの特長

・1℃単位で設定ができるので、繊細な蒸し物が得意
・鍋でゆでるよりも食材の栄養素が流出しにくい
・食材の風味を保つ

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栄養士からのアドバイス

蒸し器は温度設定ができないので、低温スチームはスチコンならではです!

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熱風モード

30~300℃で設定可能。
庫内に熱風が循環しますので、ムラなく仕上がります。

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熱風モードの特長

・スチコンは強制対流式なので、自然対流式オーブンに比べて火の入りが早く、ムラが少ない
・食材はクリスピーな食感になる

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栄養士からのアドバイス

風が循環することで、食材はカリッと仕上がります♪

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コンビネーションモード

スチームモードと熱風モードを組合せた調理モード。
温度と蒸気量を設定して、加熱を行います。

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コンビネーションモードの特長

・熱風に蒸気が加わることで、熱風モードに比べてジューシーな食感になる
・熱風モードに比べて、熱効率が良くなり、火の入りが早い
・ボリュームロスの低減につながる

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栄養士からのアドバイス

コンビネーションモードを使いこなせば、調理の幅が広がりますね♪

スチコンの構造から理解をしておくと、加熱の仕組みがわかり、
スチコン使いこなしの近道になります。

その上で、各モードの特長をおさえることで、
いろいろな料理に応用できます。
構造を理解した上で、 大まかに加熱の温度帯をつかむことから始めてみましょう!

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