スチコン基礎講座 ④スチコンに搭載されている機能

最後にスチコンに搭載されている機能を見てみましょう。

各機能の特長

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■ 芯温調理

付属の芯温センサーにより、全ての調理モードにおいて食材の中心温度(芯温)を20~99℃の範囲で設定可能です。
※タイマー調理との同時設定はできません。

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■ クーリング機能

ファンが回転して庫内温度を下げる機能です。特に高温調理直後にスチームモードで調理する場合、扉を開けて温度を素早く下げる事で次の作業に入りやすくなります。

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■ 予熱・スタンバイ機能

予熱機能は調理前に庫内温度を予め立ち上げておく機能で、ほとんどの加熱調理に不可欠な機能です。
エクセレント/デラックスシリーズは3段階の調節が可能で、機能を搭載しており、投入量や食材温度に応じて予熱を切替える事ができます。

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スタンバイ機能は庫内の温度環境と選択した調理設定の温度を比較し、自動的に予熱またはクーリングを行います。
(エクセレントシリーズのみ)

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■ ダンパー機能

庫内にこもった蒸気や余分な食材の水分を外へ逃がす場合に使用します。

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■ 風量切替機能

風による影響を受けやすい調理や、より素早く焼き色を付けたい場合等、風量を切替える事で、様々な調理や食材に対応します。
エクセレント/デラックスシリーズは5段階切替えです。

その他の調理機能

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■ マルチ調理
 (エクセレント/デラックスシリーズのみ)

マイメニュー登録が行われているものの中から、調理モード・加熱温度・蒸気量(コンビネーションモード時のみ)が近いメニューを自動的にリストアップし、複数品の調理を同時に行う事が可能です。
また複数のメニューを1つのグループとして登録する事もできます。
(デラックスはマルチタイマーのみ)

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■ 再加熱
 (エクセレント/デラックスシリーズのみ)

調理法別に設定できる為、簡単に温め直しができます。
また耐熱食器に盛付けた状態で再加熱を行う皿盛再加熱(スチコンニュークックチル)にも対応しています。

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■ 履歴機能
 (エクセレント/デラックスシリーズのみ)

加熱データの履歴を確認する事ができます。履歴から再度調理を行う事もできます。

以上で、「スチコン基礎講座」の終了です。
「スチコンって良く聞くけれどなに?」と言う方、
「いまさら人には聞けないなぁ」と言う方向けに、最初ですので、本当の基礎の部分をご説明いたしました。
 これから活用講座も予定しておりますので、ご期待下さい。

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